夢から始まる物語

このブログは私が見た夢を軸を変えずに書き綴った物語です。
内容として夢世界、霊界、霊、パラレルワールド、宇宙などの話が出てきます。
見えない世界のリンクができたら嬉しいです♪

魔界へ行ったよ④

その辺の事はどうでもいいでしょう?


まぁ・・そうだなと等と思いながら話を聞いた


因みにこの二人の子どもたちは使い魔のネコかなにかですか?


彼女は少し視線を下に外して


それもどうでもいい事でしょう?


ちょっとあしらわれた感があった


多少失礼な質問をしたと思いながら


反省することもなく


彼女が聞いて欲しいことを聞くことにした


ちょっと疲れているようですが


何かありましたか?


はぁ~みたいに呆れていた彼女の視線が私に戻ってきた


話は聞かなくても大体の推察はついている


でも取り敢えず彼女から話は聞くことにした


霊界と夢の世界は完全に同義な世界ではないのだが


現実世界で起こっていることは霊界にも反映され


その霊界で起きている事象は夢の中で認識が可能な状態で


可視化されてくる


魔界へ行ったよ③

何の前触れもなく話が進む時がある


虚空をふわふわ漂うような空気のレースの中を


ゆっくり右足から前に踏み出した


床は音を出すことなく


また柔らかいわけでもなかった


数歩進むともう彼女のベッドの横にっ立っていた


彼女は冷静に私のことを見つめていた


キスしてもいいですか?


彼女の目が同意する


ベッドに手をつき体を支えながら


ゆっくり唇を合わせる


そしてゆっくりと離れる


私は開口一番


ところであなたは魔法使いですよね?


年齢も相当なものだと思うが


間違っていますか?


彼女は少し口角を上げてフッと鼻から息を漏らした


魔界へ行ったよ②

そんなゆっくした空間で


ゆっくりした時間がしばらく過ぎていった



気づくとベッドの傍らにもう一人の子供がいた


白のワンピースを着たブロンドの髪をポニテにした7歳ぐらいの


女の子が立っていた


金色に近い黄色のウエストのリボンが印象的で後ろで


大きな蝶結びでとめられているようだった


彼女はこっちを見入ってニコニコ笑っている


男の子は怪訝そうな顔つきでこっちを見ている


二人の顔をよく見てみると色白で瞳がブルー


一見するとノルディック系な面持ちだった


それに反してベッド上の女性は


瞳が黒で何となく日本系なのだが


ちょっとノルディック系が入った顔立ちをしていた


一つ気になったのは


右目の下に2センチくらいの赤くかぶれたあとがあり


その他にも何ヶ所かかぶれた後が目を引いた


そして彼女は静かな瞳で私のことを見つめていた