夢から始まる物語

このブログは私が見た夢を軸を変えずに書き綴った物語です。
内容として夢世界、霊界、霊、パラレルワールド、宇宙などの話が出てきます。
見えない世界のリンクができたら嬉しいです♪

魔界へ行ったよ⑪

枯れ木と樹の皮で作った質素な塒は


火の光がもれないようにそれなりに造ってありました


火は温かい・・・


多すぎる火は人の心を狂わせる・・・


とある夜そのようなことを思いながら暖を取っていると


近くに足音らしき物音が聞こえます


村を出てから三千四百の日が登った夜でした


こんな夜になんだろう?


この足音は鹿かな?


足音は近くまで来るとドサッと音を立てて


地に倒れ込んだようでした


恐る恐る外の様子を伺うと


自分の身の丈より倍以上大きな1頭の鹿が倒れていました


月明かりで観てみると折れた枝が胸に刺さっていました


鹿の周りを見回すように歩き


胸に刺さった大きめの枝を抜いてやりました


暴れる様子もないようなので


薬草練って作った薬を水に溶いて傷に流し込みました

夢のシステム②

辻褄は合っていないが同じ場所が出てくることや、以前見た夢と関連のある夢を見たことがないでしょうか?


私自身は関連夢を見ることが多いのですが、必ずしもストーリーが連結しているわけではありません。


今回書いている「シリーズ 魔界へ行ったよ」もその中の一つなのですが、この夢の終わりに近いシーンを数年前に最初に見て、最近ですが初めの部分の夢を見ています。


まぁ、よく覚えているな・・・と我ながら感心することもありますが、時間系列が逆に成っているのに気づいたのは、最近初めの部分を知ってからです。


何となくしっくり来た感じがありましたので、取り敢えずメモ代わりにブログにすることにしました。


考えてみると今生きている所は三次元世界で縦、横、高さがあり、時間軸への干渉は普通に出来ませんが、四次元以降の世界では時間軸が含まれてきますので、時間が前後しても特に問題はないと思います。


夢の世界では器具を使わずに体だけで空を飛んだこともありますから、生活している普通の世界とは違うのでしょうね。


幽体離脱も経験がありますが、幽体離脱の際は今いるところからスタートしてちょろちょろ動くだけのようですし、普通に周りに生きている人がいますから夢の世界とはちょっと違うのだと思います。(幽体離脱は時間が経ち過ぎたり、遠くに行き過ぎるとまずいらしいですね。)


そうそう知人友人からもよく聞くことですが、「夢に亡くなった〇〇さんが出てきた。」
夢の話あるあるですね。


このあたりもシステムがあるようなのでまとまったら書いてみようかと思っています。


今回は雑談的な話でしたが次回は「魔界へ行ったよ」の続きです。

魔界へ行ったよ⑩

見つかると殺されるかもしれない・・・


彼女の一番の不安でした


でも本当は


殺されても良いが痛いのは・・・


山の中で十分とはいえませんが食事と取ることと


祈ることが出来ました


たまに人恋しさのあまり集落が見下ろせる遠い場所から


眺めたりもしていました


いつまでも私や私たちは許されないのだろうか?


いつも疑問に思っていました


しかし特に大きな騒ぎもなく凡々と暮らしている


人達を遠目で眺めていると


自分が介入することで騒乱を起こすことを恐れました


集落と反対の丘の麓につくと塒(ねぐら)の山に静かに戻っていきました


今はそうでも必ず許される時が来る・・・


そんなことを思いながら・・・