夢から始まる物語

このブログは私が見た夢を軸を変えずに書き綴った物語です。
内容として夢世界、霊界、霊、パラレルワールド、宇宙などの話が出てきます。
見えない世界のリンクができたら嬉しいです♪

魔界へ行ったよ⑪

枯れ木と樹の皮で作った質素な塒は


火の光がもれないようにそれなりに造ってありました


火は温かい・・・


多すぎる火は人の心を狂わせる・・・


とある夜そのようなことを思いながら暖を取っていると


近くに足音らしき物音が聞こえます


村を出てから三千四百の日が登った夜でした


こんな夜になんだろう?


この足音は鹿かな?


足音は近くまで来るとドサッと音を立てて


地に倒れ込んだようでした


恐る恐る外の様子を伺うと


自分の身の丈より倍以上大きな1頭の鹿が倒れていました


月明かりで観てみると折れた枝が胸に刺さっていました


鹿の周りを見回すように歩き


胸に刺さった大きめの枝を抜いてやりました


暴れる様子もないようなので


薬草練って作った薬を水に溶いて傷に流し込みました