夢から始まる物語

このブログは私が見た夢を軸を変えずに書き綴った物語です。
内容として夢世界、霊界、霊、パラレルワールド、宇宙などの話が出てきます。
見えない世界のリンクができたら嬉しいです♪

魔界へ行ったよ⑭

びっくりして心臓が早鐘のように打っています


落ち着いたら話し始めますね


いつ落ち着く分からない状態が続き


それが永遠に続くように感じてしまいました



まぁ落ち着いて


あなたに害を成しに来たのではありませんから


まぁ落ち着いて


時間はたっぷりありますから


あなたの話も聞かせてください



彼女の目の前で話している人は


透き通るような白い肌の男性とも女性とも付かないが


深い湖のようなブルーの瞳が目を引きます


小さな火しか灯っていましたが


肌と目の色が印象的でした


優しげな物腰で優しい表情を浮かべています


半時ほど経ったでしょうか


どうにかびっくりした心臓も収まりました

魔界へ行ったよ⑬

風かしら?


以前にも同じような音を聞いたことがありますが


その時もあたりに動物も人もいません


その夜のこと


暖を取るための小さな火をおこし


手を温めていると


また昼間のように


カサ、、、カサ、、、カサ、、、


と音が近づいてきました


今度は聞き間違いじゃない・・・・


壁の隙間から覗き込んでみると


音はしているのに何かいるようには見えません


月明かりがあるのに見えない・・・?


音のする方向を確認していると


突然後ろから


わたしはここにいますよ


その言葉に心臓が口から飛び出しそうでした


後ろを向くなり地べたにへたり込んでしまいました

魔界へ行ったよ⑫

翌朝に鹿はどうしている家を出て観てみると


まだ同じところに寝ていました


相当弱っていたようで特に昨夜から動いた様子はありません


鹿のことは分からないけれど


調子はどう?


鹿は目を開け黙って彼女を見ているようでした


そんな日が続き5回目に太陽が登った日の朝


鹿は静かに息を引き取っていました


冷たくなった鹿に帰天の祈りを捧げ


大き過ぎて動かすことが出来ないので


家を壊して樹の皮などを体にかけて埋葬してやりました


それから20回太陽が登った昼のこと


新しい家を近くの高台に造っていると


後ろから近づく足音が聞こえます


カサ、、、カサ、、、カサ、、、


動物ではない・・・人・・?


身構えるように後ろを振り向くと


何の姿もありません