魔界へ行ったよ⑤
話を聞く前にそのブランケットを外してもらっていいですか?
いま体を見せられる状態じゃないの
その辺理解しろよ!
的な視線が痛かった
まぁ・・そのままでいいですから話してください
彼女は危急の状態であったのだろう
直ぐに気を取り直してしっかりした声で話しだした
私はあなたの知っている人の守護霊です
だと思いました
過去からかねがね縁があったので
あなたの下に伺いました・・・
そうなんですね
人間は霊界にいるときは魂として無形で存在するものもいますが
おおかたの人々は亡くなる前の自分が充実していた頃の姿をとっています
また魂には本体があり そこから5人分の分身を出しています
本体と分身を合わせると全部で6人いることになります
それぞれが地上に生まれた時の個性を持っていますが
中心を占める考え方と方向性はいっしょです
このブログへのコメントは muragonにログインするか、
SNSアカウントを使用してください。