魔界へ行ったよ①
温度を感じない
その情景は白が基調になった壁と床と天井
とても軽くて薄い風のベールが部屋のあちこちにあり
本物の空気の流れのように
軽く軽くたなびきながら流れている
広さは一見して見渡せる広さがあり
私の右斜めまえに下から上がってくる
階段が白い手すりとともに目に入る
その階段脇の向こうに
白に薄い茶色のラインが入った薄くて軽いブラケットに身を包み
白いベッドに座り込んだ30代の色白の女性がこっちを見ていた
ベッドの脇には7歳位の紺を基調にした
長袖、半ズボンのセーラー服の男の子が
白いリボンの付いた紺の帽子を被って立っていた
ゆったりした風景
何かの絵画を見ている様な感じがした
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